2007/06/25インスウオッチ掲載
経営診断アンケートは、6月30日締め切りですのでお早めにお答え下さい。
年に一度の得がたいチャンスです。
経営が順調に行ったなという方も、今一つだったという方も、必ず、お受け下さい。
受けることで、あなたの会社の経営を、客観的データをベースにスタート出来ます。
一番新しい決算書をご用意ください。15分程度で記入出来ます。
http://www.supreme.co.jp/cfm/ask3/preview.cfm?nID=801022972&P=515104208
今年のアンケート調査は《生産性の向上》をテーマに調査項目を設定していますが、先週、実はこれに関連して、政府の《骨太の方針》に興味深い話が載っていました。
労働生産性上昇率を5年で5割アップ>>
2001年6月、小泉内閣の構造改革の起点となった、骨太の方針〜今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針〜が、発表されて以来毎年《骨太の方針》が出てきていました。
今回、安倍内閣初の《骨太の方針》ですが、マスコミの反応は、総花的で青写真が見えないと、あまり評判が良くありません。
全文はこちらからダウンロードできます。
経済財政改革の基本方針2007 について平成19 年6 月19 日閣議決定
http://www.keizai-shimon.go.jp/cabinet/2007/decision070620.pdf
副題が《美しい国へのシナリオ》となっていて、私のような左脳タイプの人間には、《経済運営》と《美しい国》がどう繋がるか、なかなかイメージできませんが、内容自体は勉強の価値がありそうです。
前文にあたる第1章に《成長力強化はすべての経済政策の基本である》とし、《第1に、生産性を上昇させるための包括的な取組が必要である》と述べています。
またその中で、包括的取り組みの目標として《今後5年間のうちに労働生産性の伸び、すなわち一人当たり時間当たりの生産性伸び率が5割増に高まることを目指す》しています。
上図は、今回の《骨太の方針》の背景を示したものです。
人口減少時代を背景に、わが国が生き残るためには、生産性向上が不可欠ということで、保険代理店業界の置かれている状況にも、通じるところがありそうです。
今回《生産性を上昇させるための包括的な取組み》の目玉が、実は、サービス業の生産性向上です。
この辺は、代理店の生産性アップを考える参考になりますので、次回、お話します。
長 忠
インスウオッチ発行人 経営数理研究所代表