2007/07/02インスウオッチ掲載
ご協力頂き大変有難うございました。
アンケートを集計の上、8月上旬に診断結果をお知らせしますので、しばらくお待ち下さい。
診断結果は、PDFファイルで、ご記入頂いたメールアドレスにお届けします。
なお、8月15日になっても、診断結果が届かない場合は、次のアドレスに、届かないよ!とご連絡下さい。 cho@mxa.mesh.ne.jp 長あて
今年のアンケート調査は《生産性の向上》をテーマに調査項目を設定している関係で、生産性について、話題提供をしてきましたが、今回は最終回として、前回に引き続き、安倍内閣の《骨太の方針》に関係した話題です。
骨太の目玉はサービス業の生産性向上>>
《骨太の方針》では《成長力強化はすべての経済政策の基本である》とし、《第1に、生産性を上昇させるための包括的な取組が必要である》と述べています。
包括的取り組みの中核は「成長力加速プログラム」という3つの政策パッケージです。
人材と中小企業という経済の“基礎力”を高める
特に非効率が残り生産性が低水準にあるサービス産業を対象に、“効率”を高める
これからの成長分野を伸ばし、我が国の“創造力”を高める
なかでも、非効率の残るサービス産業をつぶさに点検して、生産性向上のための環境整備を行うことが重要とし、ITの本格活用への環境整備や規制改革などで、効率を高めるとしています。
保険代理店についていえば、規制改革はほぼ仕上げの段階に入っているので、ポイントはIT活用になりそうです。
ITについて、改革のポイントとして、ITによる生産性向上に向け、社会横断的なIT基盤を整えるとし、業種・製品ごとのソフトの標準化・共同開発、ソフト部品産業の競争力強化を行うとともに、ASP、SaaSの普及促進など、中小企業のIT化の基盤を整備するとしています。
日本のITが旨く進まない大きな理由の一つが、標準化の遅れです。これを契機になんとかならないか期待したいところです。
長 忠
インスウオッチ発行人 経営数理研究所代表