私は中小企業経営者をIT活用度に応じて、勝手ながら、ITオタク・IT職人・IT達人の3タイプに分類しています。
ITオタクとは、自社の経営レベルに不釣合いな高度なITを導入したがる経営者で、3つの中で一番問題の多いタイプです。
導入した高機能なITを使いこなせず投資が無駄になるだけでなく、使いこなそうと努力すればするほど現場が混乱し、その結果業績が悪化するケースもまれではありません。
代理店経営者に比較的多いタイプで、インスウオッチでおなじみの、保険システム研究所の尾籠さんが行った事務分析でも、ITに熱心な代理店ほど生産性(一人当たりの売上高)が低いという、これを裏付ける結果が出ています。
これと関連して、保険会社がこれでもかと高機能な代理店システムを開発し、代理店の経営レベルにお構い無しに押し付けることで、結果としてITオタクを量産している現状に、大きな危惧を抱いています。
次はIT職人ですが、安いITを上手く使いこなして、成果を上げているタイプの経営者です。
グループウエアとエクセルを職人芸的に駆使して、かなり高度な営業管理を行っているといった例が上げられます。
スモールビジネスとして現状維持で経営を続ける方針でしたら、これで全く問題はありません。
ただ、新規採用や合併などで規模拡大を狙う場合は、このままでは駄目で、職人芸で使いこなしているシステムを捨て去る決心がつくかどうかがポイントとなります。
理想の形はIT達人で、経営レベルとITレベルをバランスを取ってステップアップして行く経営者です。
セミナーではIT達人になるためにどうすべきか、具体的に学んで頂きます。
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