インスウオッチ Vol.1119 2022.01.10 https://www.inswatch.co.jp/
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明けましておめでとうございます。2000年に創刊したインスウオッチは、8万人の読者の皆様とご一緒に、22年目の春迎えることが出来ました。私自身は経営を森田さんに引き継ぎ引退しましたが、この連載を通じて皆さんとのご縁が続くことに、大変感謝しています。
昨年正月に始めた本連載は、利用者の立場で趣味と実益を兼ねて、ITと約半世紀付きあってきた軌跡を、私の履歴書風に書き綴っておりますが、現在連載も中盤を迎えていますので、もう少しお付き合いをお願いします。
我が国で現存する最古の有料メールマガジン(メルマガ)は、私が知る限りでは1996年5月に創刊した「JNEWS LETTER」でないかと思います。独立起業などに向けたビジネス専門情報誌で、ダウ・ジョーンズとも提携し、企業向け情報データベース「Factiva」にもコンテンツを提供しています。
about JNEWS LETTER
https://www.jnews.com/letter/letter.html
なお、わが国最初の有料メルマガは、インスプレス社の「INTERNET Watch」で、1995年11月に創刊され、メールマガジンという分野を作り上げた伝説のメルマガでした。メルマガによる配信は2014年12月27日号をもって終了、WEBに移行しました。
INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/
私は「JNEWS LETTER」と「INTERNET Watch」の両方を、創刊号から愛読しており、インスウオッチの名前はINSurance WATCHerの略で「INTERNET Watch」からインスパイアされたもので、インスウオッチの創刊に当り運用方法など大いに参考になりました。
電子メール新聞(63)保毎連載
https://bit.ly/3soaxd1
メールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』として、現(株)まぐまぐが、1997年1月に無料の配信サービスをスタートさせ、爆発的に普及することになり、2001年8月には有料の配信サービス『まぐまぐ!プレミアム』が始まります。
まぐクリックが有料メルマガサービス開始
https://xtech.nikkei.com/it/free/NNB/NEWS/20010803/1/
メルマガの有料版は個人が配信するケースが殆どで、JNEWS LETTERや我がインスウオッチなど、会社組織で広告に頼らずコンテンツで勝負しているのは、大変珍しく貴重なケースではないかと自画自賛しています。
1995年に「INTERNET Watch」を読み始めたころは、自分がメルマガを始めるとは夢にも思いませんでした。中崎さんとの偶然の出会いが幸運をもたらしたもので、その顛末は以下に触れています。あわせて森田さんが書いたコラムも上げますので、結構面白いので、お暇な折にお読みください。
Inswatch Professional Report【第172号】2018.02..23
インスウオッチの事業承継 代表退任に当って 長 忠
http://cho.eforum.biz/pdf/inwatch201802172pro.pdf
森田直子もブログ inswatch誕生物語
http://blog.livedoor.jp/inswatch03/archives/cat_30950.html
追伸
レポートの中で触れた民泊計画(Bike&Bed Tokyo)は、民泊新法で営業が180日に制限されることになり断念、レンタルスペースとして運用していましたが、こちらもコロナ禍で中断状況に、テーマはITと不動産ですが、アフターコロナに向け、面白い展開が出来ないか模索中です。
(経営数理研究所代表 インスウオッチ客員研究員)
http://cho.eforum.biz/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7
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