インスウオッチ Vol.1123 2022.02.07 https://www.inswatch.co.jp/
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私は、企画庁をスタートに、身分保障での転職や社内副業いった形で、プロジェクトの立ち上げに関わることが多くありました。立場上少人数のチームのマネージメントを任されるケースが結構あり、その時は透明性を確保するため、全員参加のミーティングを頻繁に行なうことを心掛けました。
Tealな組織に透明性は欠かせませんが、全員参加ミーティングというアナログの世界を、インターネットに置き変えられそうと感じたのが、独立後初めての仕事で、博多(ホテル)京都(義父の別宅)東京(自宅)の間を、旅をしながら仕事をする、今でいうデジタルノマドな生活を楽しんだ時です。
携帯用パソコンの効用
http://www2.biglobe.ne.jp/~cho/columnBN/mainichi10.htm
博多には新し物好きが集まる気風があり、当時インターネットの可能性を熱く語る方々と知り合う機会に恵まれましたが、その中でマハティール首相の講演会でパネリストとして登壇した、会津泉さんのメーリングリストに参加の機会を得たことで、インターネットの明るい未来を確信出来ました。
博多で仕事をスタート マハティール首相の講演
http://cho.eforum.biz/modules/news/article.php?storyid=186
企業人、公務員、ジャーナリスト、研究者、学生など、会津泉さんの個人的繋がりで集まった「実名・オフレコ」のメーリングリストで、会津泉さんは、インターネットの黎明期から活動されていた社会学者、公文俊平氏の門下生で、ネット社会の在り方について、深い議論が交わされていました。
会津泉 プロフィール
https://bit.ly/3twVbU7
公文俊平氏は、ネット空間を活用し生活や業務を変革することを「智民」「智業」というキーワードで論じており、それをベースにメーリングリストでもインターネットによるコミュニケーションについて前向きな議論がなされていて、OASISとINSWATCHのvirtual組織化の礎になりました。
痴・智・知(上記メーリングリストの議論の受け売り)
http://www2.biglobe.ne.jp/~cho/columnBN/mainichi30.htm
OASISは企業内診断士の副業組織なので、月1、2回土日など体が空く休日に集まって、公共施設の会議室などを借りて、リアルなミーティングを行なっていましたが、INSWATCHは究極なvirtual組織になっていて、リアルなミーティングは年1回です。
即日決算の上、最短4月1日に、決算報告→事業計画→懇親会という、年1回だけのリアルなミーティングを楽しんでいましたが、コロナ禍でミーティングもパスという状況です。オミクロンで打ち止めになることを期待して再開を待っています。
年1回のミーティング 創業メンバー5人+謎の人物高村さん
https://bit.ly/3FyFFtA
(株)いとう社長の高村さんは、ほぼ懇親会は皆勤で、実はインスウオッチの影のCIO(Chief Information Officer)です。スタート時は、私がシステム設計、大学院在籍中だった息子がプログラミングといった家内工業でしたが、手に負えなくなり、現在は(株)いとうにお願いしています。
私は55歳で転身しOASISとINSWATCH で良い仲間に恵まれました。50代に良い人間関係に恵まれると、80代になって健康で幸せを感じている人が多いと、1938年から継続して成人を追跡しているハーバード大学の研究で述べています。私は昨年末81歳になりましたがこれからが楽しみです。
この TEDの動画は感動もの!継続は力、米国の底力を感じます。
https://digitalcast.jp/v/23938/
(経営数理研究所代表 インスウオッチ客員研究員)
http://cho.eforum.biz/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7
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