インスウオッチ連載070122
前回《営業日報に対するアレルギー》前々回《保険会社を当てにしない》2回にわたり、保険代理店における営業管理上の問題点について述べましたが、今回から数回にわたって、これらを解決するためのツールとしての、BSC営業日報をご紹介します。
第1回目にお話しましたが、このシリーズを始める直接のきっかけは、無料でお配りしているBSC営業日報のダウンロードが190を超え、具体的使い方を知りたいとの要望が寄せられていることでしたが、これから数回それに関連した話題をお送りします。
では第3回《BSC営業日報の特徴》をお読み下さい。
先ず、最初にBSC営業日報の特徴をお話しますが、その前に、前回、前々回で浮き彫りになった、保険代理店における営業管理上の問題点をおさらいしてみます。
それは、営業管理にとって肝心の売上(手数料)が時々刻々掴めないこと、日報を書くのに時間がかかり抵抗が大きく定着しないこと、日報が売上アップになかなか結びつかないこと、あたりがポイントでした。
以上の問題点に対応して、これらを解決するために、BSC営業日報は、以下の3つの特徴を持っています。
1.種目別手数料率を参照することで、概算ですが、営業スタッフそれぞれが、時々刻々、自分の売上(手数料)を確認できること
2.入力項目の殆どをプルダウンメニュー化することで、1日15分程度で日報記入を出来るようにしたこと
3.エクセルで出来ているので、エクセルのピボットテーブル機能を使うと、様々な定量的な分析が、その場で極めて簡単に可能なこと
以上、BSC営業日報の3つの特徴を述べてきましたが、次回からこの3つについて、順を追って具体的な説明をしていきます。
インスウオッチ発行人
(中小企業診断士 ITコーディネータ)
保険代理店の営業管理 バックナンバー
1.昨年一年の営業成績は?
http://cho.eforum.biz/modules/news/article.php?storyid=31
2.保険会社は当てにしない
http://cho.eforum.biz/modules/news/article.php?storyid=32
3. BSC営業日報へのアレルギー
http://cho.eforum.biz/modules/news/article.php?storyid=33